Acer Aspire Timeline AS3810T-H22X 液晶パネル交換

妻のノートPC Acer Aspire Timeline AS3810T-H22Xの液晶パネルのLEDバックライトが死んでしまいました。
購入して3年程度経っていますので、当然保障は切れていますので、自力修理を考えます。

まずは液晶パネルを取り外します。
液晶の四隅にあるネジカバー(上2つがゴム、下2つがプラスティック)を取り、4つのネジを取り外します(上2つがシルバー、下2つが黒色)。


次に、液晶のプラ外枠をはずしていきます。上の部分は下向きに、下の部分は上向きに、横の部分は外向きに力を加えながら、パチンパチンとはずしていきます。プラの爪が割れないように慎重に。


最後に、液晶パネルを抑えている金具を取り外して


40pinコネクターをはずして、液晶パネルが外れます。



外したパネルの回路をチェックしてみました。良くあるのはバックライトLEDドライブ回路のFUSEが死んでいるというケースなのですが、FUSEは生きているようです。コンデンサも問題なし。バックライトのLEDにつながるフレキがむき出しでついていて、これの問題かとも思ったのですが、フレキの断線もないよう


残念ながら故障箇所を特定できませんでした。液晶パネル自体の修理は失敗です。

結局LCDパネルを交換することにしました。
ここで、ちょっと調べてみると、もともと入っていたAU OptronicsLCDパネル"B133XW01 V2 HW0A"は同様の症状をよく起こしているようなので、

LG Philips製の互換性のあるパネルに変えることにしました。ネットでは"LP133WH2 (TL)(A3)"が互換性あることを確認できたので、これを入手しようと
したところ、これはすでに販売終了で、今はLP133WH2 (TL)(A4) (または、LP133WH2-TLA4と表記している場合もあります)が入手可能な互換性のあるパネルでした。こっちのほうが品質が良さそうで、NECのノートに使われています。



購入しパネルを交換して、電源をつないでみると、問題なし!


あとは、パネルを外したのと逆の順番で取り付け、完全復活です。

LCDパネルの入手には、液晶プロというお店が有名ですが、私はE-HANDSというお店を使いました。
理由は

  1. 液晶プロにはLP133WH2の在庫が無く、互換性のあるパネルとして示されたのが問題のAU Optronicsのパネルだった(それが現金のみ9000円+送料800円)
  2. E-HANDSのほうが安かった(LP133WH2-TLA4が8082円)。
  3. 秋葉原手渡しが可能
  4. 修理もやっているので、商品や互換性の知識が豊富だった。
  5. 動作確認もきちんとやってくれていた。

LCDパネル自体の修理には失敗しましたが、LCDパネル代金8082円で、ノートが完全復活したのは成功でした。

お風呂でメモを取りたい!-解決編

以前、お風呂でメモを取るために100円ショップのホワイトボードとペンを買ってきて、結局水滴で使えず、失敗に終わったのですが、今回解決しました。

三菱のダーマトグラフ(水性)- rainbow- で、前回買った100円ホワイトボードの上にメモを取ります。

ダーマトグラフとは三菱から105円で出ている色鉛筆の一種でプラスティック、ガラス、金属などいろいろなものに書けます。この水性のものはさらに、水で簡単に落とすことが出来ます

紐を使って、芯を出せます。

後ろに金色の帯があるほうが水性です(無いやつは油性です、間違えないように)。

水滴にぬれたプラスティックのホワイトボードにも問題なく書けます。
これで、お風呂でのアイデアを確実に捕らえることが出来るようになりました。

Run with Me. March 11 - Nike+

明日、Nike+を使って走ると1km毎に500円被災地復興に寄付されます。
20kmほど走るつもりです。

事前に http://runtogether.jp/ にて登録が必要です。
Nike+ギアとしては、iPhone アプリのNike+ GPSを使う予定です。

Daytumでライフログ - タイムゾーン設定

Daytumで、筋トレ、ランニング、自転車、読書などのライフログを取り始めました。


そのときiPhoneアプリを使ってアカウントを取って始めたのですが、


どうも入力したエントリーのタイムスタンプがおかしい。
iPhoneアプリから見ると正しい時間に見えるのですが、Daytumのサイトに行くと時間が変になっている。
理由は単純でDaytumのサイトでタイムゾーン日本になっていなかったからでした。
よってiPhoneアプリから入力したデータとサイトで直接入力したデータの時間がばらばらになってしまいました。
まだ少ししかエントリーを入れてなかったので修正はそれほど大変ではなかったのですが、少々修正に時間がかかってしまいました。

Daytumでライフログを始めたら、すぐにタイムゾーンを日本に変更しましょう!

iPhoneアプリからはできないので、直接Daytumのサイトに行く必要があります。

あと、Daytumは無料アカウントだと入力したデータは全て一般公開されます。ご注意ください。

YAMAHA 電子ピアノ Clavinova CLP-170 の修理 (2/2)

前回の続きYAMAHA Clavinova CLP-170の修理です。
2つ目の不具合「中央付近の鍵盤から突然大きな音が出てしまう」を直すため、鍵盤を分解します。

まず、液晶ディスプレイスイッチ類のついているパネルを固定しているネジをはずします。

同時にフロッピードライブを固定しているネジと、

フロッピードライブにつながっている電源ケーブルインターフェースケーブルをはずします


すると、パネル倒して浮かせることができるようになります。
次に、鍵盤の左にある押さえ木を取り外します。これはネジ1つで固定されています。
右側の押さえ木ははずす必要はありません。

さらに、鍵盤をとめているネジをはずしていきます。これで鍵盤が動くようになります。


こうして、1.パネルを浮かせ2.鍵盤の奥を掴んで、鍵盤を奥の方向にずらします
すると3.のように鍵盤の手前を上に動かせるようになります。

すると、鍵盤をつないでいる1本のケーブルがありますので、これをはずします。


これで、鍵盤ユニットを取り外せます。


鍵盤ユニット裏返すと、スイッチ基盤があります。この基盤をはずします

1鍵につき3つのスイッチが使われています。
写真にある灰色のスイッチラバー部分が、よく叩く真ん中の鍵盤部分のみ、数ミリズレてきているようです。


基盤を掃除し、スイッチラバーぬるま湯+中性洗剤で洗い、ホコリ+汚れを落としました
清掃後、組み上げる際に、スイッチラバーズレも直します

組んでためし弾きをすると、一音出ない
原因は、洗ったときにスイッチラバーの1つひっくり返してしまっていましたペコッと直して組みなおし。

今度は全ての音が出て、且つ、今までのように突然大きな音が出ることもなくなりました!
その後、1時間に渡って弾きまくりましたが、不具合2は起こりませんでした

あとは、分解とは逆にプロセスをたどって完全に組み立て、修理完了です。

ついでに、輝きのなくなっていたペダルピカールで磨き新品同様に戻りました。

今回は失敗できない修理で大変でしたが何とか問題を解決することができました。
この不具合の原因は両方ともYAMAHA設計ミスではないかと思います。理由は

1. 鍵盤のクッションのフェルトをわざわざ発泡ウレタンを間に挟んで固定していた。発泡ウレタンが加水分解ボロボロになるのは、よく知られていることで、発泡ウレタンを使ってなければフェルトが落ちることはなかった。

2. よく使う鍵盤位置のスイッチのシリコンゴムがずれていたが、プラスティックの筐体を、このゴムをはめ込むような形に作っておけばこの不具合は起こらない。実際、ズレ無い様にこのゴムを基盤に固定するのは若干難しかった。ずれ易い形になっているようだ。

とにかく、今後同じ不具合が出ても、自力で直せるようになったので安心です。直せてよかった :)

YAMAHA 電子ピアノ Clavinova CLP-170 の修理 (1/2)

妻が使っているYAMAHAの電子ピアノClavinova(クラビノーバ) CLP-170も7年を経ていろいろと不具合が出てきました。
ショパンやら弾きまくっているのでしょうがないのかもしれません。
YAMAHAに修理を頼むとかなり高額になるようなので、自分で修理をすることにしました。
今回は高額な商品なのでいつものように気軽に失敗は出来ません。かなり注意深く作業しました。

やってみようという方は自己責任でお願いします。

不具合の内容は
1. 中央付近の鍵盤が引っかかって上がらなくなる
2. 中央付近の鍵盤から突然大きな音が出てしまう

まず、後ろにある3つのネジをはずします(写真の丸で囲んでいるネジ)。

次に天板を手前に向けて5cmぐらいずらします。そうすると、天板を上に取り外すことが出来るようになります。


次に、写真にあるプラスティックの部品を両側はずします。すると可動式の鍵盤カバーを、部品を取り外したスペースから取り出せるようになります。

中を見ると、すぐに問題をひとつ発見。鍵盤をたたいたときのクッションとなるフェルトの帯が下に落ちていました。これは、フェルトとフェルトを固定しているテープの間にある発泡ウレタン経年変化加水分解しボロボロになっているからです(バブル期などの古いスピーカがエッジに発泡ウレタンを使っていて、同じようにボロボロになります。最近のスピーカーはこの問題を避けるため発泡ウレタンをスピーカーエッジに使うことはなくなりました)

合成ゴム系の接着剤で落ちたフェルトの帯をテープに再固定することにします。

さらにで5ヶ所ほど縛って確実に固定します。

これで不具合1の方は解決しましたが、不具合2直りません。さらに分解、解析が必要なようです。
不具合2は鍵盤を弾いたときに起こることから、鍵盤をさらにバラさなくてはならないようです(続きます)。